わがままな子供の心理をズバリ解明!その原因と接し方の対処法!

子育て悩み

子供のわがまま。子供はその時自分が持っている方法を

駆使して自分の思いを通そうとしてきますよね。

 

幼稚園くらいまでの子供であれば泣き叫ぶ

年長さんくらいになれば言葉で説得を試みる。

 

「前はいいって言ったのに!」など、

対応に矛盾ができてしまうところを突かれてムカッとしてしまい、

「ダメなものはダメ!理由なんてない!!

と切れ気味に押さえつけてしまうことも。

 

私たちが子供を「わがまま」と感じる時

子供の心理はどうなっているのでしょう? 

 

そしてどう対処すれば親子ともにストレスを感じない

毎日を過ごしていけるのでしょうか? 

 

子供を持つ親御さんならきっと悩んだことのあるこのお悩み、

私も実践中の対処ポイントをまとめてみたいと思います。

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わがままをする子供の心理

そもそも「わがまま」とは?

辞書を引くと、相手や周囲の事情をかえりみず、

自分勝手にすること、と定義されています。

 

小学校低学年くらいまでの間は、

「これを言ったら相手が困る」

という考えがまだはっきりとはわからず、

おもちゃが欲しい」や、「お菓子が欲しい」

という欲求をそのまま思った時に

要求することも多いでしょう。

 

小さい間は言葉がうまく出ずに、

大声で叫んだりといった態度で表すこともあるかもしれません。

 

おなかが空いていたり、眠かったり、

体の調子が悪いときはその傾向が強くなります。

 

そんな時は「おもちゃが欲しいのね」

「お菓子が欲しいのね」

と、まず子供の気持ちを受け止めたうえで

できないことを伝えるとよいといわれています。

 

大人でも、頭ごなしに拒否されるとムカつきますよね。

うちの子は、この共感でかなり劇的に

無理を通そうとすることが減りました。

 

あとは、とにかく生理的な欲求を抑えてあげること。

眠かったりおなかが空いたりということのないよう、

とくにお出かけや習い事の前には、気を付けています。

 

これも、かなりの効果があります。

ただ、それでもわがままを通そうとする場合は、

別の理由があると考えたほうがよさそうです。

 

「下の子が生まれてさみしい」

といったわかりやすいものであればいいのですが、

幼稚園や学校で嫌なことがあったとか、

周囲の大人が無意識に子供を傷つける言動をしていたなど、

注意して見ていないとわからないものもあります。

 

こういう場合の「わがまま」は、

本当の自分の欲求ではなく、

別の欲求を満たすことで代わりにしているのかも。

 

子供自身もどうしてそんなわがままを通したくなるのかがわからず

いつまでも満たされない本当の欲求を

抱えたまま次から次へと

わがままを言ってくることにもなりそうです。

 

そういう場合は、まずスキンシップを多めにとって、

毎日短時間でもいいので子供の話を

じっくり聞く時間をとるということをやってみてはいかがでしょうか。

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わがままな子供をどこまで許す

これは本当に難しい問題ですよね。

 

周りの状況は常に変わりますし、

一度約束したからと言って、

そのルールを頑なに守りすぎることは、

理由のわからない校則

(私の学校の校則は「女子の刈上げ禁止」

という謎の校則がありました)のように、

不自由さだけを押し付けることにもなりかねません。

 

子供がわがままを言ってきたと感じるときは、

親が決めたルール以外の要求をしてくることがほとんどです。

その場合、

なぜそのようなルールを決めたのか

(ご飯が食べられないからおやつの時間以外はおやつはダメ)

 

なぜ今ルールを外れた要求をしてきたのか

(ものすごく遊んでおなかが減った/給食やお昼で嫌いなおかずを残していた)

を確認し、要求の理由が納得でき

ルールを決めた目的がかなえられるものであれば

(ものすごく遊んでおなかが減っているなら、

アメ一つくらいならご飯は食べられる)許すなど、

柔軟な対応をしていいと思います。

 

なぜ今回に限りわがままをかなえてあげるのかの理由を教えれば、

今後子供が自分で判断する助けにもなりますよね。

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わがままな子供を作る、親のやってはいけないこと

子供が感情的に泣き叫んだり

しつこくしたりして

わがままを無理に通す経験を繰り返すと、

「大声で泣き叫べばわがままが通るんだ」

「しつこく言えばいいんだ」

という間違った成功体験になり、

大人が根負けするまで主張し続けるという行動になってしまいます。

 

最初に「だめ」と判断した場合は、

ダメな理由を説明したうえで大人が根負けしないように努めましょう。

 

また、子供が感情的に泣き叫んだとき、

大人も同じように感情的に押さえつけようとすると、

子供は「反抗するヤツは感情的に怒鳴って黙らせるんだ」

という方法が正しいと思ってしまいます。

 

大人はあくまでも冷静に

子供の気持ちに共感した対応を心がけてくださいね。

 

そうはいっても人間なので、時に感情的にはなってしまいますが、

その場合は後で落ち着いたときに

「怒鳴って悪かった」ということを伝えたほうがいいと思います。

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まとめ

小さな子供は感情のままに要求をしてきます。

その時の大人の対応が、

お友達やほかの人に対する接し方のひな型になるかも・・・

と考えると、感情的に対応することの怖さを感じられるのではないでしょうか。

 

私が心がけていたのは、

ダメな時でも眉間にしわを寄せず、明るく対応すること。

 

怖い顔で言うよりは「残念!それは今日は無理なんです~」

と明るく言うことで、何となく場の雰囲気がよくなって、

子供もなんだか「あ、そっか」と言い出しやすくなったように思います。

 

明るく!笑顔で!さわやかに!子供のわがままを退けましょう(笑)

でもこれ、ほんとに効果があると思いますよ。

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