お年玉をいとこの子や親せきの子にあげるときの相場っていくらなの?

お金の悩み

お正月といったらお年玉!

子どもの頃は、いくらもらえるか、年末から楽しみにしているものでした。

 

しかし、大人になってみれば、

お年玉はいろんな方面への配慮が必要なものだということに気づきます。

 

親せきが集まる機会の多いお正月。

久しぶりに顔を合わせた親せきの子ども達の成長に驚きつつ、

毎年お年玉の金額に悩む人は少なくありません。

子どもたちが成長するにつれ、悩む機会も増えていくのではないでしょうか。

 

そして、いとこの子どもが誕生!

なんて日には、お年玉を渡す子どもの数も増えていき・・・

 

自分の子どもがもらう金額よりも、

お年玉を上げる金額のほうが多い、なんてこともあるかもしれません。

今日は、お年玉を渡す範囲と、金額の相場についてお伝えしていきます!

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お年玉をいとこの子にあげる?金額は?

結婚を機に、自分の親せきだけではなく、ご主人の親せきも増え、

あなたにとっては、配慮が必要な場面が増えたことだと思います。

 

そんな中でも、お正月のお年玉は頭を悩ませる原因のひとつ。

あなたやご主人の甥や姪とは違い、

いとこや親せきの子どもについては特に、

正解がわからない分、判断が難しいところではないでしょうか?

 

いとこの中には、普段から交流のある人もいれば、

遠方で冠婚葬祭でしかあったことがない人もいたり、

一概に線引きができないのが現状。

 

親せきが多いと、特に判断が難しいものです。

私の場合をお話ししますと、

私の方は父も母も兄弟が多く、その分いとこも20人、

いとこの子どもはすでに10人ほどいます。

 

が、ほとんど遠方なのでお正月でも会う機会が少なく、

会った時だけお年玉のやりとりをするような形です。

 

わざわざ遠方のいとこにお年玉を送る、ということはしていません。

甥っ子と姪っ子は別ですが。

 

一方、主人の方も、それなりにいとこの数も多く、

いとこの子どもはこちらも10人ほどいます。

主人の親せきは遠方でもお盆や正月にはよく集まります。

 

が、主人の親せきの特殊なところは、

いとこ同士でお年玉やお盆玉のやりとりをしない

という暗黙のルールがあることです。

 

結局同じ値段が返ってくるし、

こちらももらったら返すので、初めから渡さないようで・・・

最初はびっくりでしたが、今は悩む必要がないので楽ではあります。

 

お年玉を渡す時には、

自分が小さいころに親せきの誰から

お年玉をもらっていたのか?ということも大事になってきますよね。

 

小さいときにお年玉をもらっていた親せきへ、

自分がもらったお礼としてその子どもにお年玉を渡すという人もいます。

そういう基準をもってお年玉を渡してもいいでしょう。

 

その時には、まずあなたのご両親に相談してみてください。

あなたが子どもの頃、

よくお小遣いやお祝いをくれていた親せき、

いとこを教えてくれるはずです。

(もしかすると、あなたの知らないところで

いただいていた可能性もありますから。)

 

ただ、一緒に帰省しているにも関わらず、

いとこで差をつけるということはなかなか難しいと思いますので、

あくまで基準と思ってくださいね。

 

親せきの中の空気感、習慣、慣習、親せきとの関係性など、

個別の事情が絡み合ってきますので、

ご両親(あなたとご主人の)やいとこ本人と相談するのが一番いいと思います!

 

また、お年玉の金額は、もらっても気を使わない額にしましょう。

相場は、年齢にもよりますが、20003000だそうです。

しかし、あくまで相場です。

あなたが子どもの頃いくらもらっていたか、

というのも基準になりますから、そこも要相談ですね!

 

私は子どものころ、お盆やお年玉は一万円単位でもらっていたので、

親がその分お返しをするのが大変だったようです。

(特に裕福な家柄ではなく、田舎なので

親せきの子どもへのお小遣いくらいしか使い道がなかったのだと思います)

 

赤ちゃんのうちは、お金ではなくおもちゃ

渡すこともあるそうなので、参考にしてみてください。

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お年玉の年齢別の相場

ここで、お年玉の年齢別の相場を見ていきましょう。

2018年のアンケート調査では

3歳から6歳までの未就学児の場合、

500円~100070を占めています。

 

小学校低学年になると、500円の割合がぐっと減ります。

他の金額を見ると、1000円、2000円、3000円が

ほぼ同じ割合になっていますので、中間をとって2000円が相場と言えますね。

 

小学校高学年になると3000割合が最も多くなっています。

中学校に上がると、5000の割合が半数を占めます。

高校生になると、なんと、10000の割合が増えます!

 

が、5000円の割合も4割程度

占めていますので、5000円~が相場と言えそうです。

 

以上は全国平均値でしたが、お年玉の金額には地域差があります!

四国、北陸地方は高額

反対に沖縄は高校生でも3000円が半数と少なくなっています。

あなたのお住いの地域、親せき間の空気感はいかがでしょうか?

お正月になって困らないためにも、基準をしっかり持てるといいですね!

 

また、年齢×500 という計算式もあります。

年齢が上がるにつれ増えますし、

とても分かりやすい基準になりますが、こちらを使うと、

5歳で2500円、10歳で5000円、15歳で7500円 になり、

全国平均の相場に比べて高額になっていきます!

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お年玉をあげる範囲をどうする?

いざお年玉を用意してみるとわかりますが、

親せきと言っても

どの子どもまで渡したらいいのか?迷ってしまいますよね。

 

はっきり言うと、

お年玉をどこまで渡すのかは、『人それぞれ』というのが答えです。

 

が、初めてお年玉を用意する場合、

少しでも参考になる基準があると助かりますよね。

 

そこで、お年玉に関する様々な調査結果を探ってみました!

住信SBIネット銀行が毎年1000人以上を対象に行っているアンケート調査を見てみると、

<お年玉を誰にあげる予定ですか?>という質問に対し、

・兄弟・親せきの子ども・・・65.7

・自分の子ども・・・・・・・38.5

・親・・・・・・・・・・・・10.7

・知人の子ども・・・・・・・6.2

・配偶者・・・・・・・・・・3

・兄弟・・・・・・・・・・・2

・近所の子ども・・・・・・・0.9

・そのほか・・・・・・・・・21.7

という、結果になっています!

 

兄弟や親せきの子どもへお年玉を渡す人が一番多いことがわかりますね。

 

また、親や配偶者に渡す人もごく少数ですが存在しています。

近所の子どもに関しては、年々減少傾向のようです。

 

しかし、『そのほか』の割合も二割を占めていることからも、

お年玉を渡す範囲は個人差が出ることがわかります。

 

この調査結果では、自分の子どもへは、

小学生になってから渡す人が3割、

一方、甥姪や親せきの子どもには

物心がつく前に渡す傾向があることもわかっています。

 

自分の子どもよりも、甥っ子姪っ子や親せきの子どもを優先する

お年玉ならではの結果になっています。

 

また、年代別で見てみると、

渡す側の年齢が上がるにつれ、お年玉を渡す総額も増えていきます。

20代がお年玉を総額17000円渡しているのに対し

60代は35000円と、ほぼ2倍の額になっていました。

 

私の両親を見ていると、私の子どもだけでなく、

親せきの子どもに会ったら必ず人数分、

また、近所のお子さんやお孫さん、

私の友人の子どもにも渡しているので驚きます。

 

年末から千円札への両替は必ずしていて、

ポチ袋も男女、年齢別で仕様が違うものを用意しています。

(私も同じようにできるか?というと、正直できません。)

 

お年玉を渡す範囲は人それぞれです。

自分の基準を持っていても、

時には周りに合わせる必要もあるかもしれません。

 

しかし、せっかくの機会ですので、

気持ちよくお年玉を渡すためにも、

無理のない範囲で喜んでもらえるようにしましょう!

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まとめ

毎年、年末になるたびに頭を抱えるお年玉。

今日はそんなお年玉の相場と、渡す範囲についてお伝えしました。

 

物価は年々上昇していますが、

お年玉にかける金額というのは増加せず、

全体的には徐々に減っているか、停滞中です。

 

中には、貯蓄に回したいから、

という理由でお年玉にかける金額を減らした、という人もいます。

 

確かに、一人に対しては少ない金額でも、

それが何人にも増えていくと負担も大きくなってしまいますよね。

 

快く渡すためにも、無理のないような金額設定で、

時にはおもちゃも利用してみてください。

 

お年玉を渡す範囲に迷ったら、

親せき関係に関しては、ご両親、ご主人、

ご主人のご両親に相談し、判断してみてください!

お年玉問題の解決と、楽しいお正月になることを祈っています。

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