お歳暮ののしに名前を入れないのは失礼?正しい書き方は?意外と多いのしの種類!知って得する贈り物のマナー

イベント悩み

お歳暮は、日頃からお世話になっている大切な人へ贈るものですよね。

結婚してから初めてお歳暮を贈ることになった時のことです。

お店に行って品物を選んで、名入れサービスを利用しました。

ところが、残念なことに書いてくれた店員さんは汚文字だったのです。

せっかく書いてもらった後に「汚いから書き直して」とは言い出しにくく、

自分で書き直すことにしました。

のし紙の売り場に行くのは初めてです。

そこでびっくり、のし紙の種類はひとつだけではなかったのです。

お店の人に任せていたので正解はどれ?と迷ってしまいました。

目的や用途別に使い分けしなければならなかったのです。

あなたも覚えておけば、必ず役立つ!

この機会に正しいマナーをきちんと覚えておきましょう。

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お歳暮ののしの名前の書き方

お店の人に任せておけば大丈夫!

知らないことでもお願いすればやってもらえるので、

特に調べてみようとは思っていなかったのですが、

自分でやらなければならない時がやってきます。

相手に失礼にあたらないように

常識は知っておいた方が良いですね。

まず、デパートなどのお店では

「のしはどうなさいますか?」と聞かれたりしますよね。

のし紙のことを「のし」だと勘違いしていませんか?

掛け紙と呼ばれる、贈り物をする時に包装紙の上から掛ける紙に、

のしというもともとはアワビを細く引き伸ばしたもの

紙で包んだものの代わりとなる飾りと

水引という贈り物に付ける飾り紐を印刷されたものがのし紙なのです。

「名前って?」自分の名前?相手の名前?と迷いますが、

贈る側の人の名前を書きます。

苗字だけではなく、フルネームを書いた方が、

誰から贈られてきたものかわかりやすく親切です。

水引の下段、掛け紙の中央部分に縦書きで書きましょう。

毛筆を使うのが正式とされていますが、

筆ペンやサインペンなどを使用することも多くなっています。

崩した文字は避けて、一画一画を続けず丁寧に楷書体で書きましょう。

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のしにもいろいろある!お歳暮に使うのしは?

1.紅白蝶結び

これは何度も解いたり結び直したりできるということから、

何回でも嬉しいお祝い、長寿や結婚記念日、出産やその内祝い、

お年賀・お中元・お歳暮などに用います。

2.紅白結びきり10本

結び目が固く結ばれてほどけないので結婚に用います。

3.紅白結びきり5本

再度起こらないようにと固結びにしたもので快気祝いなどに用います。

4.紅白結びきりのし無し

これも再度起こらないようにと固結びにしたものですが、

のしは付いていません。病気や災害のお見舞いに用います。

5.黒水引

再度起こってほしくないことのため

固結びになったモノクロのもので、供養や御供などに用います。

6.黄水引

黒水引と基本的に同じなのですが、

法事ではこの黄水引を用いることが多いです。

こんなに種類があったのですね。

知っていましたか?

結び目の色や形に意味があったのですね。

使い道を考えて間違わないように気を付けましょう。

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お歳暮ののしに名前を入れる意味

名前はなぜ入れるのか?名前は入れないとダメなの?

どのような目的で贈られたのか、

贈り主は誰なのかをわかりやすくするために記入するものです。

まず表書きは水引を境にした上段に書きます。

これは用途や目的を表すものです。

水引の下段には先ほども説明しましたが、

贈り主の名前を入れます。

表書きよりは小さめに書くようにしましょう。

個人の場合にはフルネームを書くようにしましょう。

連名で贈る場合は、目上の人を右側に目下の人を左側に書きます。

会社名義で贈る場合は、会社の正式名称を書きましょう。

親やごく親しい人に贈る場合や直接手渡しする場合は、

名前を入れないということもあります。

しかし、多くの贈り物を貰う方や直接手渡しできない場合は、

名前を入れないと誰から贈られたかわかりませんし、

お礼ができないということにもなりますので、

名前は入れた方が良いでしょう。

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まとめ

種類によって使い方がいろいろありましたね。

お店の人に贈答品を選んだり、贈ったりするのは手間がかかりますし、

何にするかすごく頭を悩ませることでもあります。

だけど、貰った時にはとても嬉しいですよね。

普段は買わないようなものを贈ってもらえると

プチ贅沢を楽しめます。

喪中の場合、年賀状やお年賀などは控えます。

しかしお中元やお歳暮はお祝いではありません。

季節のご挨拶という意味なので、

喪中でも贈ったり贈られたりするのは良いとされています。

また直接手渡しできないので

配送する時などは内のしにすると良いでしょう。

通常は包装紙の上に掛けるのし紙ですが、

この場合は包装紙の内側にかけるのです。

配送中に破れたり汚れたりするのを

防ぐという意味があります。

正しいマナーを知ると贈られた方にも良い印象を与えます。

自分が贈られたら嬉しい物や

相手にとってはどんな物が嬉しいと感じるのか、

喜んでもらえる姿を想像しながら、

選ぶことを楽しんでみてはいかがですか?

今回覚えたのしのマナーをきちんと守ってあなたの気持ちが伝わるようにしましょう。

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