子供のころのお正月。
お餅も好き!栗きんとんもおいしい!正月特番も楽しみ!
でも、なんといっても子供が一番楽しみにしているのは
「お年玉」ですよね。
いつも、大みそかくらいになると
「去年はいくらだったから、今年は・・」等々、
皮算用をしていたものです。
実際の金額がそれより少ないと、へこんでいたりして。
当時は、1年前のことでもよく覚えていましたね。
しかし親になると、そうそう嬉しいとばかりも言っていられません。
親戚の子に赤ちゃんが産まれたけど、何歳から上げればいいのかな??
うちの子、今年高校生になったけれどまだ頂いていていいのかしら?
ここでは、そんなお年玉をもらう年齢にまつわる疑問について調べてみました。
お年玉はいつまでもらう?ハタチを過ぎてももらえるの
結論から言えば、二十歳を過ぎて、もらってはいけないということはありません。
学生や大学院生などで、まだ切り詰めた生活をしている・・というのであれば、
周りの親戚が気を遣ってくらさることもあるでしょう。
そもそも、お年玉の由来は
お年玉の語源は、供えた餅をお下がりとして子供たちに食べさせ、「御歳魂(おとしだま)」と呼ばれたことからとする説がある。 また、この餅は年初に分配されることから、年の初めの賜物(たまもの)で「年賜(としだま)」が変化したとする説や、鏡餅が丸いことから「お年玉」になったとする説があり、いずれも歳神に由来する。
ー語源由来辞典(http://gogen-allguide.com/o/otoshidama.html)から引用
すなわち、神様のお下がりをいただく、というところから、
目上から目下へ渡す新年のお祝い品を表すということのようです。
ですので、特に「子供だから渡す」というわけではないようですね。
そうはいっても、皆さん、どこかで区切りをつけてはいるようです。
1. 自分で稼ぐことが可能になれば終わり
2. 年齢的に大人になったら終わり
1. については、高校生からアルバイトで
お給料をもらうことが出来るようになるのだから・・・という考え方もあります。
それが大学生、社会人・・・にするかどうかは、おのおのの考え方で違ってくるようです。
2. については、一般的に成人といわれる20歳、または大学入学の18歳、
というのが大多数のようです。
私にも甥と姪がおりますが、二人とも20歳でお年玉を渡すのはおしまいにしました。
どちらも大学生で、勉強も忙しいのでそうそうアルバイトもできないかな、
とは思いますが、そこで成人の自覚を持ってもらえたらな、という期待もあります。
また、もらい始める年齢についてですが、
あまりに幼い子供はまだ「お金」がなにかもわかりませんので、
もので渡す、という方が多いようです。
本人に対してお金をあげる、という場合は、
大体、お金がなにかを知り始める幼稚園の年中さんか年長さんくらいから。
金額は1000円以下で、というのが一般的のようですね。
お年玉をもらう人、最高年齢は
結婚したら自分の親にお年玉(または御年賀)を渡す、という人は多いようですし、おばあちゃまにとっては、孫は全員孫、ということで、
一番下の子がもらっている間は、上の子も成人しようが、
結婚しようが、もらっている、という人もいるようです。
ですので、各ご家庭によって、もらえる上限の年齢は様々。
少し前ですが、テレビであるタレントさんが、
30歳既婚でまだ100万円のお年玉をご両親からもらっているということを、
奥様に暴露されて、話題になっていたことがありましたね。
[ad]
お年玉をもらう人の平均額
私の周囲の人から聞き取りをした結果、
- 未就学児・・お金は渡さない、もしくは1000円~2000円
- 小学校低学年・・1000円~3000円
- 小学校中学年・・2000円~3000円
- 小学校高学年・・3000円~5000円
- 中学生・・3000円~10000円
- 高校生・・5000円~10000円
- 大学生・・8000円~10000円
- 社会人・・対象者なし
という結果となりました。
また、株式会社バンダイが2018年1月に行った
小学1年生から中学3年生までを対象とする
「小中学生のお年玉に関する意識調査」 結果から算出した結果、
1人当たり、上げる金額の平均額は
- 小学校低学年(1-2年生) 3916円
- 小学校中学年(3-4年生) 4205円
- 小学校高学年(5-6年生) 4707円
- 中学生 6101円
(もらったお年玉総額平均を封数平均で割ったもの)
少し、差が出てしまいましたが、私の聞き取り対象がママ世代であるのに対し、
こちらの調査には、おじいちゃん、おばあちゃん世代からもらった
お年玉が含まれているためだと思われます。いかがでしょうか。
また、お年玉の金額は年齢×500円、と決めて渡しているというおうちもあるようです。
毎回悩む必要もなくなるので、これはいい方法かもしれません。
まとめ
お年玉は、子供の楽しみです。上げる方はいろいろと悩んで大変なこともありますが、
自分で自由に使えるお金があるというのは本当にうれしいもの。
そのうれしさを上手に頂いた方に伝えられたらいいですね。
そして、いただいたほうの親としては、お金の使い方について本人と話し合ういい機会。
ぜひ、親子でゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。