子供三人目を育てるのは大変?子だくさんのメリット・デメリットは? 

子育て悩み

少子化と呼ばれるこのご時勢、

3人兄弟をお持ちのご家庭は、少なくなっているように感じます。

 

やはり子どもが3人ともなると、

一番気がかりなのはお金のことではないでしょうか。

 

お金のことだけでなく、育児にまつわる手間も、もしかしたら3倍…?

とデメリットばかり思いついてしまいますが、そんな私でも子どもは3人欲しい!

となぜか考えてしまいます。

 

デメリットはすぐに思いつくけど、メリットってそういえばなんだろ?

 

そんな疑問をお持ちの方のために、

子だくさんのメリット・デメリットを調べてみました。

 

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子供三人目のメリットはいっぱい 

 

子ども1人の場合だと、親と子は1対1で向き合う必要があります。

それに伴って様々な悩みや不安が、出てくることもあります。

 

子どもが2人になると、次は兄弟同士の関係性に、

目を向ける必要が出てきます。

 

子どもが3人になると、兄弟関係はもう、

「小さな社会」と呼べるものではないでしょうか。

 

つまり一人っ子や2人兄弟の場合だと、

「社会性」は保育園や幼稚園へ通いだし、

親以外の人たちと関わるようになって初めて、芽生えることが多いですが、

3人兄弟の場合は、3人目が生まれたときからすでに、

「小さな社会」がきょうだい間で構築されているので、

一人っ子や2人兄弟の子どもたちよりも、

より早い段階で社会性が身に付く可能性があります。

 

兄弟がいると、ケンカをすることだってもちろんあるでしょう。

子どもたちがケンカを始めると、

ママとしてはうんざりしてしまうこともあるでしょう。

 

しかし兄弟ケンカをすることによって、

子どもたちは「人にこんなことを言ったら相手は傷つく」ということや、

「こんな力で叩いたら、大怪我をしてしまうかも」という、

相手を思いやる気持ちや力加減などを、自然と覚えていきます。

 

ケンカばかりではありません。

時には上の子が下の子のために、何か優しくしてくれたりすることもあるでしょう。

 

この優しくしてもらって嬉しい気持ちは、

実際に学校や社会に出て他者と関わるようになったとき、

必要になってくるものです。

 

優しくされた=嬉しいを覚えることによって、

他の人たちにも優しい子になります。

 

このように保育園や幼稚園に行きだす前のまだ赤ちゃんの頃から、

相手を気遣う思いやりや優しい気持ちなどの社会性を、

兄弟の中から学ぶことができるのが、3人目のメリットではないでしょうか。

 

他にも家族としての責任感が高まることも期待できます。

お手伝いなど、子どもたち1人1人に役目を与えることによって、

子どもたちは家族の一員としての責任を持つようになります。

 

もちろん一人っ子でも役目を与えて、責任感を覚えさすことはできますが、

3人も兄弟がいると、子ども同士で監視し合うことができるので、

より一層、責任感が高まります。

 

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子供三人目のデメリットもあるけれど幸せは3倍 

 

最初にお伝えしたお金のこと以外にも、

3人兄弟にはデメリットも、もちろんあります。

 

まず子どもたちが、全員大きくなるまでは、

ママは自分の時間を持つことが難しくなります。

子どもが1人でも大変なのに、それが3人ともなるとさらに手間はかかります。

 

パパの協力を得ずらくなることもあるようです。

「1人経験してるんだから、2人も3人も一緒でしょ」

と言わんばかりに、何もしてくれなくなるパパがいるようです。

この場合はパパの教育も、同時に必要になってきますね。

 

そして子どもたちを平等に扱うことが難しくなってくることも、

デメリットとして考えられます。

 

親は平等に接してるつもりでも、

下の子が小さいと、どうしても下の子に手をかけてしまい、

一番上の子への対応は適当になってしまうこともあるでしょう。

 

言ってはいけない、とは思いつつも時には、

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから我慢しなさい!」

という言葉が出てくることもあるでしょう。

 

反対に初めての子である1人目の子どもは、

慎重に丁寧に育ててきたのに、育児に慣れが出てきた3人目の扱いは、

かなり雑になった、という場合もあります。

 

このようなデメリットはありますが、そんなデメリットを感じないほど、

子ども3人というのは、幸せを感じるようです。

 

ある3人のお子さんをお持ちのママによると、3人目の子を妊娠したとき、

せっかく上の子がある程度手が離れて楽になったのに、

また一から子育ては始まるのか!と思ったそうです。

 

しかしいざ3人目が生まれると、

  • とにかく可愛い!
  • 何しても可愛い!
  • ぐずっても可愛い!

3人目だけが可愛いのかというとそんなこともなく、

1人目、2人目の子どもたちも、

今まで以上に可愛く思えるようになったそうです。

 

もちろん大変と思うこともあるけども、

それ以上にとにかく毎日が楽しくして仕方ないそうです。

 

子どもの人数が3倍になったことにより、

幸せも3倍!いや、それ以上になったと思うくらい、

幸福感が増してきたそうです。

 

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子供三人目の補助金や制度がある? 

 

子どもが3人もいると、

大変だけどとても幸せ!ということはわかりましたが、

それでも気になるのが、やはりお金のことですよね。

 

しかし3人目の子どもに対しては、

自治体によっては様々な制度や、補助金が出ることがあります。

 

まず0歳~中学卒業までの子ども全員に支給される児童手当ですが、

1、2人目の子どもの場合だと、

3歳~小学生の間は、月額1万円しか支給されます。

 

しかし3人目以降の子どもたちには、月額1万5千円が支給されるのです。

この差は大きいのではないでしょうか。

 

3歳ずつ年の離れた子どもが3人いた場合だと、

1人目、2人目は…

年18万×3年=54万

年12万×12年=144万

合計で1人当たり198万円支給されることになります。

 

しかし3人目は…

年18万×3年=54万

年18万×9年=162万

年12万×3年=36万

合計で252万も支給されることになるのです。

 

つまり3人の支給額を合わせると648万にもなります!

かなり大きい金額ですよね!

 

他にも保育料が変わってきます。

1人目が未就学児の場合、2人目の子は半額、

3人目の子は無料になります。

 

注意しなければいけないのは、1人目が小学生になると、

2人目は全額、3人目が半額になるという点です。

 

しかし自治体によっては1人目が小学生でも、

3人目は無料というところもあるようです。

 

このように自治体によって、

3人目に対する補助金などは違ってきます。

 

中には3人目の子どもが生まれると、

お祝い金として最大100万円支給してくれるところや、

現金以外にもタクシー利用券1万円分や、地域内で使えるお買い物券3万円分を、

支給してくれる自治体もあるようです。

 

 

出産育児一時金や児童手当に関しては、どこの自治体でも一緒ですが、

その他のお祝い金などに関しては、各自治体によって違いがあるので、

一度、お住まいの自治体に問い合わせてみることをオススメします。

 

 

まとめ 

 

いかがでしたか。

3人目の子どもというのは、手間をお金もかかって大変だと思われがちです。

それ故に、3人目が欲しいけどどうしよう…

と悩まれている方も多いのではないでしょうか。

 

しかし「案ずるより産むが易し」という言葉の通り、

いざ産んでしまうと、なんとかなるもののようですね。

 

そして調べていく中で最も印象に残ったのが、

3人以上の子どもをお持ちのママたちはみんな、

「大変だけど、それ以上に楽しい!」

「もちろん大変だけど、後悔なんてちっともしてない!」

と皆さん、幸せいっぱいだったことです。

 

命に関わることなので、

3人目の子どもをどうしようかとお悩みの皆さんに、

「なんとかなるし産んじゃいなよ!」

と簡単にオススメすることはできませんが、

それでも楽しい!幸せ!と思ってるママたちが多いということは、

お伝えしたいですね。

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