クリスマスイブイブは存在しない?知らないと恥をかくイブの使い方

イベント悩み

あなたは『クリスマスイブイブ』という言葉、聞いたことがありますか?

クリスマスの前々日にあたる1223日に、

SNSなんかで見かけるようになったこの『クリスマスイブイブ』という言葉。

 

クリスマスの前々日を意味する『クリスマスイブイブ』

実は、存在しません!

 

『イブ』という言葉の意味は、『前日』ではないのです!

あなたは正しい『イブ』の意味、知っていますか?

 

今日は、クリスマスイブの由来、

イブの正しい意味と使い方についてお伝えしていきます!

すでに去年の1223日に使っちゃった!

というあなた!

どうぞ最後までご覧ください!

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クリスマスイブイブは12月23日?

クリスマスは1225日、

クリスマスイブは1224日、これは全世界の共通認識です。

もともと、クリスマスというのは、この2日間がメインです。

 

近頃は、クリスマスイブのそのまた前夜の1223日のことを

『クリスマスイブイブ』と呼び、その様子をSNSにアップする人が増えています。

 

わが家でも、小学生の息子が1223日に

『今日はクリスマスイブイブだー!』と言っているのを聞き、

その言葉の浸透ぶりに驚きました。

 

検索してみると、SNSのハッシュタグの中にも

『#クリスマスイブイブ』という言葉を発見しました。

 

あるSNSでは、クリスマスイブイブのハッシュタグを付けた投稿数は、

なんと3万6千件にも上っていたのです!

 

しかも、『クリスマスイブイブイブ』や

『クリスマスイブイブイブイブ』なんていうハッシュタグもあり!

流石に笑ってしまいました。

 

正しい正しくないは別として、ハッシュタグは自由に言葉遊びを楽しむもの

そういう使い方があるか!と感心することもしばしばあります。

 

SNSや若者、友人間の中で、どんどん新しい造語が出てきています。

新しい造語を使う前に、

今一度、『イブ』という言葉の正しい意味、使い方をおさらいしていきましょう!

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イブイブは存在しない!イブの正しい意味とは

正確には、『イブイブ』という言葉は存在しません!

1223日を『クリスマスイブイブ』と表していること自体、

日本独自のもので、正しい意味ではないのです。

 

ではクリスマスイブの『イブ』はどういう意味なのかというと、

もともと、 Evening(イブニング) という言葉から来ています。

ご存知の方も多いと思いますが、夕方から夜にかけての時間帯を意味する言葉ですね。

 

つまり、クリスマスイブは、『クリスマスの夕方・夜』を表しているのです。

ではなぜ、クリスマスは当日ではなく前夜から大々的にお祝いするのでしょう?

 

それは、キリスト教がユダヤ文化の影響を受けているということに関係しています。

昔、ユダヤ暦では日没が一日の終わりとされていました。

 

日没が過ぎたら次の日になり、一日の始まりは夜だったのです。

クリスマスを1224日からお祝いするのは、

前夜であるクリスマスイブが、クリスマス当日に含まれているからなのです!

 

いかがですか?

『イブ』の意味、クリスマスイブの由来がおわかりいただけましたか?

とはいえ、『イブ』という言葉自体は『夕方から夜』を意味していますが、

クリスマスやニューイヤーという単語にくっつけると

一般的に『その前夜、前日』という意味で使われます。

そのことから、

『イブ』=『前日、前夜』

という発想のもと、

『イブ』を重ねたら前々日!という発想で作られた造語が

『クリスマスイブイブ』なのです。

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友達とワイワイやるならクリスマスイブイブもいいね

正式な言葉としての『クリスマスイブイブ』は存在しませんし、

『イブ』の正しい使い方ではありませんが、

クリスマスイブイブという言葉を使ってはいけないというわけではありません!

 

どうせならクリスマスイブイブも楽しんでしまいましょう!

12月に入ると、プレゼント選びやケーキの注文、イベントの準備と、

一気に街も人も賑わいだします。

 

街のあちこちからも、テレビからもクリスマスソングが流れ始めます。

クリスマスの楽しみは、その時から既に始まっているのです!

 

そんなクリスマスですから、当日、前夜は思いっきり楽しみたい!

デートもしたいし、友達とパーティもしたいし、家族とも過ごしたい!

 

そんな人は1223

つまりクリスマスイブイブからクリスマスを満喫しちゃいましょう!

1223日は今上陛下の誕生日で祝日ということもあり、

実は人が集まりやすいのです!

 

わが家の場合は、数年前、23日に子どもの友達とお母さんが集まり、

近くのお店を貸し切ってクリスマスパーティをしました。

 

そして、ここ2年ほど連続で、22日の夜にPTA役員で

仲良くなったお母さんと子ども達で集まってクリスマスパーティをしています。

 

わが家の子ども達からしてみたら、

1225がクリスマス本番。(プレゼントがもらえるから)

1224は家族でケーキ、

そして22日か23は、お友達とクリスマスパーティで

プレゼント交換が当たり前のようになっています。

 

クリスマスの準備期間は楽しいですが、

すぐに終わってしまうのは寂しいので、

1223日のイブイブも利用して、

是非楽しいクリスマスを過ごしてくださいね!

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まとめ

子どもの頃は、

「クリスマスはキリスト教の行事」と、

頭の固い父によく言われていたものです。

 

しかし、『お祭り好き、イベント好きな日本人』

と言われるように、

昔とは違い、日本でもクリスマスだけでなく、

バレンタイン、ハロウィンなど由来や宗教関係なく

イベントを楽しむ人の姿が増えてきました。

 

しかし、その一方で、

もともとは宗教的な行事だったことが薄れつつあるのも現実です。

 

『クリスマスイブイブ』も、正しい言葉の使い方でないとはいえ、

クリスマス行事の一環としてこれから楽しむ人が増えていくかもしれません。

 

その時は、大人の一人として、

『イブ』の正しい意味やクリスマスイブの由来を知っておくと、

行事への理解や楽しみ方も深まるのではないでしょうか。

今日の話が、

あなたがこれからクリスマスを楽しむことに活かせたら幸いです!

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