かけっこが速くなるスタートの仕方!姿勢や利き足の位置の総まとめ

運動会

夏休みが終わると、すぐに運動会という一大イベントが始まりますね。

運動が得意な子は自分の見せ場がやって来ると張り切ります。

お父さんでも張り切る人がいますよね。

最近は校庭にテントを張って子供の応援に精力的な親御さんもいるようです。

 

そんな運動会好きのお父さんは、子供が徒競走の選手に選ばれたとなったら

ますます張り切ることでしょう。

「早く走るにはこうすればいいんだよ。」と教えたくなるお父さんもいるでしょうね。

 

しかし、実際に教えようとすると、

「あれっ?スタートどうやるんだっけ?」と

頭がこんがらがる方もいるのではないでしょうか。

そんなお父さんのために、スタートの仕方がうまくなるコツをお教えしましょう。

 

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かけっこでスタートの仕方がうまくできるコツ

 

かけっこはスタートが大切だと言われています。

 

スタートが上手にできると、ゴールまでスムーズに走れるのです。

特に50m走などの短距離は途中で追い抜くほどの距離がないため、

よりスタートダッシュが大事になるのです。

そこでスタートダッシュのポイントをご紹介します。

 

「位置に着いて」の号令で気をつけをし、

線を踏まないように気をつけながらギリギリのところに立ちます。

「ヨーイ」で足を後ろに引きます。

この時、手は90度に曲げ、前後に構えます。手と足が同じでも構いません。

「ドン!」で全力で走ります。

 

体に力が入りすぎていると上手なスタートができません。

スタート前はなるべくリラッックスするようにしましょう。

 

気持ちばかり前に出過ぎていても、素早く体を動かすことができないのです。

また、「気をつけ」の状態からスタートする時は、

膝を曲げている状態にすると良いのです。

 

「ドン!」の合図の後で膝を曲げて走るとその分動作が遅くなります。

「ヨーイ」で膝を曲げて走る準備をするとそれだけ早いスタートができるようになるのです。

 

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スタートの仕方を成功させるには利き足がモノを言う

 

スタートダッシュを決めるもう一つのポイントは『利き足』です。

走り出す時に利き足で地面をしっかり蹴り上げると、

最初の一歩が格段に早くなります。

そのためには自分の利き足を知っておく必要がありますね。

 

利き足の調べ方としては、次の方法があります。

まず、力を抜いて立ってみてください。

そして、前に倒れるように重心を前に持っていきます。

 

そのままでは倒れてしまうので、必ず片足を前に出しますよね?

その時無意識に出した足が利き足です。

利き足は走る時の後ろに持って行く足になります。

 

「ドン!」で利き足をもう一方の足を重心に蹴り上げます。

走り出したら体は前傾姿勢で、

腕はあまり力を入れずに前後左右平行に大きく振ります。

太ももは高く上げて走ります。

 

これでだいぶ早く走れるようになるはずです。

あとは練習に次ぐ練習です。

運動会まで一生懸命練習すれば今までよりグンと早く走れるようになりますよ。

 

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かけっこのスタートの仕方はどちらが有利?

 

ところでスタートの方法は

スタンディングスタートクラウチングスタートの2種類があります。

 

スタンディングスタートは立った姿勢で足を前後に開い状態のスタートです。

もう一方のクラウチングスタートはかがんだ状態でスタートする方法です。

クラウチングとは『かがむ』という意味です。

 

小学生にはどちらが有利なのでしょう。

中学生以上から大人までは400m以下ではクラウチングスタートと決められています。

当然クラウチングスタートが早いからそうなっているのでしょう。

 

しかし、小学生では必ずしもクラウチングスタートが良いとは限りません。

小学生にはクラウチングスタートは難しいからです。

 

クラウチングスタートは短距離競技に適したスタートですが、

極端な前傾姿勢で走り出すので体への負担が大きく、

まだ基礎体力ができていない小学生には

スタンディングスタートを指導している学校が多いのです。

 

ちょっと大人っぽくクラウチングスタートをしてみたいと思う子供もいるかもしれませんが、

中学生になるまで待った方が良いですね。

 

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まとめ

 

運動会は、自分の子が中心でないと気が済まないお父さん、お母さんが多いですよね。

ビデオカメラも我が子に焦点を当てて写します。

かけっこに我が子が出ると夢中になって応援したりします。

 

もちろん、順位は一等でなくても良いのです。

ビリでも最後まで一生懸命走る我が子を応援するのが親というものですね。

 

しかし、どうせ出るなら早い方が良いですね。ここでお父さんの出番です。

どうしたら早く走れるか、そのやり方を教えたくなります。

お子さんが選手に選ばれたらなおさら、

昔とったなんとかで「早く走るポイントはね」と

自慢も半分にお子さんに教えたくなるでしょう。

 

そんなお父さんにお聞きします。

かけっこのスタートの仕方は間違えて教えていませんでしたか?

間違えていたり、うろ覚えで教えていたら、こっそりこの記事を読んでみてください。

 

もちろんお子さんには内緒です。

お子さんの前では、パパは何でも知っているのだと思わせておいてくださいね。

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