反抗期の息子をどう扱う?母子家庭の親の対応と乗り越え方のポイント

子育て悩み

最近は何を話しかけても無反応で、

聞こえてないのかともう一度話しかけても何も返事が返ってこず。

 

「何かあったの?」と聞くと、「別に・・・」としか答えてくれない。

「ちゃんと返事しなさい!」と怒鳴りたくなりますよね。

 

だけど思い出してみてください。

自分にもあった過去、親に話しかけられるのがうっとうしくて、

「いちいちうるさい」「説明してもわからないよ」

と面倒くさく感じていた日々がありましたよね。

 

しかし、実際に親になってみるとどう対処してよいものかわからないものです。

ましてや男の子の気持ちって・・・。

母子家庭だからと悩んでいませんか?

 

子供に反抗期が訪れる原因と対処法を知れば、

素敵な親子関係になれるでしょう。

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息子の反抗期の原因は

息子が反抗するのは母子家庭が原因なのと思っていませんか?

それは違います。

両親が揃っていても、

母子家庭だとしても、同じように反抗期が訪れます。

 

稀なケースとして、

どのような家庭環境だったとしても

反抗期が全くないという場合もありますが、反抗期は誰もが通る道で、

大人へ成長する段階の中の一つなのです。

 

「立った」「歩いた」と同じように

「反抗期がきた」のです。

 

その時に親がその態度や言動に怒り、

高圧的に接することでより強い反抗となってしまいます。

 

子供は「なぜイライラするのかわからない」・

「親になんかわかるはずがない」・「説明するのも面倒」・

「それなのに怒られる」・「そしてまた反抗する」

という負のループになっているのです。

 

また、子供には子供の理由があり、

親との約束を守れないこともあります。

 

その理由も知らずに頭ごなしに叱ってしまうと、

子供の方は「話しても無駄」「どうせわからない」

という気持ちが強くなり、

よりコミュニケーションを取るのを避けてしまう傾向にあります。

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母子家庭の親の息子への接し方

思春期の自分を思い出してみてください。

なんだか毎日イライラする日が続く

という時期がありませんでしたか?

 

そんな時に親に話しかけられると、

ムカついたなんてことありましたよね。

 

そんな時でも親は「返事しろ」とか

何?なんで?何があった?」とどんどん話しかけてきます。

 

「ちょっと黙っていてほしいし、説明するのは面倒くさい」

とそんなふうに考えていたこと思い出しませんか?

 

そう機嫌悪いとか何かあったのかと思っても、

無理にしゃべらせようとしないということが大切です。

 

親子であっても別々の人間です。

すべてを理解することはできません。

 

だけど、本当に話したい時は、子供のほうから話しかけてきます。

あなたが忙しい時間かもしれませんが、

その時は子供の話したい気持ちを優先してあげてください。

そうすることで子供は素直な気持ちを打ち明けてくれるでしょう。

 

周りの子と比べないでください。

反抗期にはひとそれぞれ時期が違っていたり、

反抗の程度も違います。

ましてや人に見せている姿がその人の全てではありません。

 

外面はとても良い子であっても、

家の中でもそうとは限らないのです。

全然言うこときかない子かもしれないのです。

 

安易に「あの子みたいに」

と口にださないように気をつけましょう。

遠くから見守るということを心掛けましょう。

 

毎日のお弁当を必ず作ったり、

特別な日には子供の好きな夕飯を作ってあげたりすることで、

自分のことを考えてくれていると自覚してくれます。

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反抗期に困った時はプロに相談

いろいろ試してみたけど息子の反抗期はひどくなるばかりで、

怒らないように我慢する毎日がつらくなってきたという場合は、

プロに相談してみてはどうですか?

 

もちろん、相談したからすぐに解決とはならないかもしれません。

しかし誰かに相談することで心のストレスが減ったり、

また解決の糸口が見つかる可能性もあります。

 

市区役所では「悩みなんでも相談」

窓口を設けているところも多くあります。

 

あらゆる相談にのってくれます。

一人で悩んでいる時はまず電話してみるのも良いですよ。

もちろん無料ですが予約は必要になります。

 

また、NPO法人の東京メンタルヘルス・スクエアは

こころのほっとラインという

カウンセラーによる無料電話悩み相談をしています。

1回20分無料で相談ができます。

 

一人で考えていると、

深刻になって悪い方向に考えてしまいます。

誰かに頼ることも必要です。

 

母親だけでは解決できないこともあるかもしれません。

経験や多くの例をみてきたプロの目線からなら、

良いヒントを得られることでしょう。

 

まとめ

反抗期は誰にでもあるものです。

母子家庭だからというわけではありません。

 

そして一時的なもので、

人により期間は違いますが必ず終わりがあるものなのです。

長い人生の中で考えたら、ほんの一時期でしかありません。

 

無理に言うことをきかせようとすると

逆にもっと反抗がひどくなる場合があります。

むしろこの成長を喜んでみてはどうでしょう。

 

母子家庭の子供は「自分がしっかりしなくちゃ!」

とか「母親を守らなくては」という責任感から、

反抗期を通らずに大人になってしまうことがあります。

 

大人にならなきゃいけない、

母親を助けなければと頑張ってしまうことがあります。

 

しかし、身体は成長して大人のように見えますが、

心はまだ甘えたい時期なのです。

反抗という形で、親に甘えている証拠なのです。

素直に甘えてくれていることを喜び、

その短い反抗期を楽しんでみましょう!

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