わが子の運動神経って赤ちゃんのうちから気になりますよね。
運動神経がいい子に育って欲しいなぁと思う親御さんは多いはず。
実は赤ちゃんの運動神経は母親から遺伝するという説があるんです。
今回はその説について詳しくまとめてみました。
参考にしてくださいね!
赤ちゃんの運動神経は遺伝子が作用する
赤ちゃんの運動神経は遺伝子が作用することがあります。
でも全部が遺伝するかというとそうではありません。
どういうことなのか。
そもそも運動神経は、運動神経と身体能力のふたつが存在します。
運動神経は、身体の動きや筋肉を動かしたりコントロールする神経のこと。
身体能力は、瞬発力や持久力・骨格や体格などの総称のこと。
ふたつとも全然違う能力や神経なんですね。
遺伝的な要素が多いのは、運動神経よりも身体能力の方が多いとされています。
例えば、背が高かったり体格がよかったりそういうものが、
遺伝しやすいんですね。
なので、運動神経がというよりは、身体能力の遺伝の方が高いです。
とは言え、身体能力は運動する上での基礎となる部分。
瞬発力や持久力や耐久性などは、運動に必要なものですよね。
例えばマラソンやるにしても持久力がないとできません。
その持久力が生まれつき高いのが身体能力の遺伝なんですね。
アフリカのマラソン選手なんてまさにそうです。
体格も持久力も遺伝だからこそ、あんな走りができるんですね。
運動神経自体は赤ちゃんの頃はみんなそこまで大差がないんです。
運動を通して身体の動きをコントロールする。
そのコントロールする力が発達していくことで、
運動神経が良くなってくるんですね。
基礎の基礎の身体能力は遺伝で、
運動神経はそこまで遺伝しないんだと覚えておきましょう。
さらに、身体能力は基礎の部分で運動神経に繋がっていく、
ということも一緒に覚えておきましょう。
そう考えると遺伝ってすごいですよね。
どんな風に成長してどっちの遺伝が強いのか見てみてくださいね。
運動神経の鈍いママから生まれた赤ちゃんはどうなる
遺伝って言われると、運動神経が鈍いとどうなっちゃうのか、
心配になっちゃいますよね。
でも、大丈夫です!
いくらママさんの運動神経が鈍かったとしても、
全部が遺伝するわけじゃありません。
運動神経はどっちかというと、
運動をするパフォーマンスがいいか悪いかということ。
このパフォーマンスは遺伝しにくい部分なので、
心配はいりません。
運動神経を鍛えるには、いろんな運動をやらせるのがベスト。
いろんな運動をすることで、身体の各機能をフルに使うことができます。
そうすることで運動神経が鍛えられるんですね。
逆にひとつの運動しかしないとその部分の筋肉しか使わないので、
運動神経を鍛えるには少し足りないです。
走る・蹴る・投げる・跳ぶなど単純な動きでも、
全部が入ってる運動競技なんてあまりないじゃないですか。
いろんな筋肉を刺激することが小さいうちは大切なんですね。
今は、習いごとに運動をさせるより目一杯、
公園で走り回ったりする方がいいとも言われてきてるんですよ。
特に、遊びの中で身体を動かすことは、
頭も使うしプラスαになって脳にも身体にもいいんです。
赤ちゃんのうちは遊ぶのが仕事って言うじゃないですか。
まさに、その通りで遊ぶことで身体にいい刺激になってるんですね。
だから、ママさんが運動神経が鈍いとしても、
お子さんがたくさん遊んで動き回れば大丈夫!
小さいうちはいろんな運動をして、
身体にいい刺激を与えてあげてくださいね。
赤ちゃんを育てる環境にも影響する
運動神経を高めるには育てる環境も影響してるんです。
そのひとつとして、何でも自由に遊べるか遊ばせないか。
単純に、これやっちゃだめなど赤ちゃん相手でも、
遊ぶことに制限すると運動神経の能力が発達しにくいです。
特に、ハイハイや歩けるようになると動く範囲も広くなる。
危ないからといって何でもかんでも制限してしまうと、
身体も十分に動かせないですよね。
それだったら、制限せずに目一杯遊ばせた方がいいです。
よっぽど危ないこと以外はできるだけ制限せずに、
遊んで動き回らせましょう。
ハイハイは全身運動になるし、
歩くのだって足の筋肉の発達に繋がります。
歩けるようになるからこそ、走るということも覚えていくんです。
ママさんが危ないからとつい制限し過ぎてしまうと、
それらの発達が遅れてきてしまいます。
動くのが好きな子なら尚更たくさん動かしましょう。
あとは、できる限り裸足にしてあげてください。
足の裏はいろんな神経があるので、
裸足だとその神経に刺激になっていいんですね。
家の中ではもちろん、芝などの上でも裸足にしてあげてください。
また靴よりも足の指を使ってバランスがとりやすいので、
バランス感覚の発達にも繋がりやすいです。
育てる環境でも運動神経の発達が違ってきます。
もし、運動神経をよくしたいのであれば、
環境作りにも気をつけてあげてくださいね。
まとめ
運動神経が鈍くてもそこまで遺伝しないのには安心ですよね。
その子それぞれ、運動する環境で運動神経も違ってきます。
あまり動かない子であれば、運動向きではないのかもしれないし、
動く子であれば運動に向いてるかもしれない。
成長するにつれてもよくなったりすることだってあります。
運動神経がよくなるか悪くなるかなんて、
その子が大きくならないとわからないものです。
ただ、少しでもよくしたいのであれば環境作りも大切です。
環境作りをできるのは、親御さんです。
たくさん動けるような環境をつくってみてくださいね。