共働き夫婦の離婚理由は子供と家事分担?別れ後の生活はどうなる?

共働きの悩み

共働きの主婦にとって家事と育児は大変ですよね。

きつい仕事が終わって息つく暇もなく、今度は夕食の支度です。

それも小さなお子さんにまとわり付かれての支度はイライラしてしまいますよね。

 

こんな時に旦那さんが子供の相手をしてくれれば良いのにと思っても

珍しく早く帰ってきた時さえも旦那さんは

テレビの前にどっかり座ってビールを飲んでいるだけです。

 

「これなら旦那なんていない方がいいわ。いっそ離婚しようかしら?」

と腹立たしく思っているあなた、ちょっと待ってください!

お子さんを抱えて離婚すればそのあとにどんな生活が待っているのかご存知ですか?

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共働き夫婦の離婚は子供のために避けるべき!

共働きの主婦は生活力があるので専業主婦よりは

離婚に対する壁が低いのかもしれません。

 

イライラして暮らすより、さっさと離婚して

自分の好きなように生きた方が良いと思っている、

もう一人のあなたが心の隅にいるのがわかります。

 

そんな理由で共働き夫婦の離婚率が年々上がっているのは確かですね。

離婚理由のトップは子育てと家事分担がうまくいかないことだといいます。

 

妻だって仕事を持っているのに、旦那さんが理解してくれないのです。

育児や家事は妻の仕事だろ、

とまるで昭和の生き残りのような男性がいかに多いことか・・・。

 

でも、短気に離婚を言い出せば、

その後に踏み出すのはいばらの道です。

 

男性と同じような収入を得ている女性もいるかもしれませんが、

それはほんの一握りの女性です。

シングルマザーの平均的な年収は200万ちょっとです。

 

児童手当やシングルマザーがもらえる

児童扶養手当を入れても250万ほどにしかなりません。

 

その中で子供一人を育てるのには大変な苦労です。

周りからは「なんで離婚したの?」という目で見られ、

我慢ができなくて離婚してしまった自分を責めて暮らすのです。

 

子供が学校に入ったら入ったで、

子供の友達の家との収入格差に親子で悩むことになるのです。

離婚にはかなり体力を使うといいますが

 

子供を連れての離婚はなおさら体力を要します。

できたら旦那さんとよく話し合って離婚は避けるべきですね。

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離婚してもワンオペ育児は変わらない

離婚したい理由が

家事と育児の分担を旦那さんがしてくれないというのでしたら、

それは離婚しても変わらないのです。

 

それどころか離婚して一人になれば、

家事と育児はなたに100%かかってきます。

 

風邪を引いて体調が悪いからといっても

誰も代わりにやってはくれません。

 

子供のためには病気にもなれないのです。

あなたが病気で寝込んでしまったら

子供はご飯も食べられなくなってしまいます。

 

ワンオペ育児は離婚前でも、離婚後でも変わらないのです。

いいえ、離婚前ならまだ旦那さんに

子供の世話を頼めることもあるのではないでしょうか。

 

離婚してしまったら、今度は本当のワンオペ育児が始まるのです。

それとも親権を旦那さんに譲ってしまいますか?

旦那さんと別れることはできても

女性は子供とは別れられないものですよ。

 

ワンオペ育児の状況が変わらないとなれば

離婚は考え直しても良いとは思いませんか?

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離婚後の養育費は統計的に期待薄

未成年の子供を育てるにはいろいろと費用がかかりますよね。

小さなうちはミルク代やオムツ代もかかるでしょうし、

学校へ上がれば学校の費用もかかります。

 

教科書代は無料になりましたが、

副教材費、給食費、修学旅行の費用もバカになりません。

 

このような子供にかかる費用を一緒に住んでいない親にも

支払う義務が生じます。

離婚したからといって養育費を支払うのは免れません。

 

それなら元旦那さんに子供の養育費を

もらえば良いと簡単に考えてはいませんか?

 

基本的には養育費は両親の収入を元に算出されますが

実際は夫婦間の話し合いで決めることが多いようです。

 

家庭裁判所に持ち込んで取り決められる金額は

2万から4万円が相場ということです。

しかし、その金額さえももらっていない

シングルマザーが多いのです。

 

ある調査によれば養育費をもらっていない

シングルマザーは8割にも達するというのです。

 

子供が20歳になるまで毎月きちんと養育費を払う

律儀な元旦那さんがいないのと、

離婚した以上もう元旦那さんの顔も見たくないと

受け取り拒否をする場合もかなりあるようです。

 

養育費をもらう方も支払う方も

だんだん苦痛になって来るのがわかりますね。

つまり、養育費は期待できないということです。

シングルマザーの行く末は、

子供のために誰にも頼らず

しっかりと人生を歩いて行くことになりそうですね。

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まとめ

家事の分担や育児のことでケンカになった時に

ちらりと脳裏に浮かぶ『離婚』の文字。

 

その誘惑に負けて離婚してしまおうと思ったことは

1度や2度ではないと思います。

 

家事や育児は妻の役割だと思っている男性がいる限り

その問題は後を絶たないでしょう。

その解決法は一にも二にも話し合うことです。

腹を割ってじっくりと話しあって

互いに相手の言い分をよく聞くことが大切ですね。

 

それによって相手がこんなことに不満を持っていたのかと

いうことがわかります。

 

もうひとつ、大切なことは互いに相手を思いやることです。

奥さんが仕事に疲れて帰ってきたら、

早く帰宅した旦那さんがご飯を作っても良いですよね。

 

先に帰宅した方が夕食の準備をする、

あるいは疲れていない方が家事をする、

と自然に動くことができれば

ケンカもない仲良し夫婦になるのではないでしょうか。

 

もともと愛し合って一緒になった二人です。

いがみ合わないような解決に持っていきたいですね。

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